黄泉比良坂(黄泉平坂)

himeji

島根県八束郡東出雲町揖屋町。あの世と現世を繋ぐ境目の場所。

人気の少ない薄暗い山道が雰囲気を醸し出すその先に、生と死の境の地、黄泉比良坂がある。
別名「伊賦夜坂」の起源でもある。昭和15年に「黄泉比良坂伊賦夜坂伝説地」と刻んだ石碑が設立された。

多くの神々を生んだ伊邪那美命(イザナミノミコト)を、現世の人々は女性の守神として崇め、石碑には子宝のご利益があるとも言われている。

伊邪那岐命(イザナギノミコト)は死んでしまった妻の伊邪那美命を一目見ようと、黄泉の国まで追いかけ、そこで醜く変わり果てた伊邪那美命の姿を見て黄泉の国から逃げ帰り入口を大きな岩で塞いだ。
追ってきた伊邪那美命と伊邪那岐命のやりとりで、人は、一日千人死に、千五百人生まれるようになったという。

この黄泉の国訪問神話には続きがあり、黄泉の国から逃げ帰った伊邪那岐命は、汚れを落とすためにある泉で禊ぎをする。
その時、左目から生まれた神が天照大御神、右目から生まれた神が月読命、鼻から生まれた神が須佐之男命と言われている。

神話の原点とも言える黄泉の国訪問神話。
黄泉の国を「根の国」とする説もあり、そこから現在の「島根」の地名となったとも言われている。

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