足摺岬

himeji

足摺岬(あしずりみさき)は、高知県南西部土佐清水市に属し、太平洋に突き出る足摺半島の先端の岬。黒潮の打ち寄せる断崖は約80mの高さをもつ。

足摺半島西岸、中浜の漁師であり、幕末の政局に大きな役割を果たしたジョン万次郎(中浜万次郎)の銅像が立つ。

万次郎の遺品や当時の捕鯨・航海についての資料を展示した「ジョン万ハウス」も、岬から500m西に設置されていたが、建物の老朽化により、2006年(平成18年)4月、あしずり港内にある「海の駅」2階へ、同ハウスにあった観光案内所は足摺岬展望入口に移転した。

各所からは日の出、日の入りが一望できる。明るく温暖な南向きの岬である。
「自殺の名所」と言う暗いイメージは田宮虎彦の小説「足摺岬」に拠る所が大きく、有名になった反面、マイナスのイメージが生まれてしまった。

南方にある浄土へ渡るという「補陀洛信仰」の舞台であり、中世には紀伊(和歌山県)の那智勝浦と並ぶ、「補陀落渡海」の船の有名な出発地であった。

補陀落とは、観音菩薩の住処、あるいは降り立つとされる山で、『華厳経』ではインドの南端に位置するとされる。中世日本では、はるか南洋上に「補陀洛」が存在すると信じられ、これを目指して船出することを「補陀洛渡海」と称した。

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