小村神社(日高村)

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小村神社(おむらじんじゃ)は、高知県高岡郡日高村にある神社。

国常立命を祀る。神体の「金銅荘環頭大刀」は古墳時代後期の作とされ、昭和33年(1958年)に国宝に指定された。他に、蓬莱鏡(銅鏡)や木造菩薩面など多くの文化財が残されている。

用明天皇2年(587年)の創建と伝えられる。
『土佐幽考』では、一帯は日下庄と呼ばれ日下氏・高丘首が住んでいたが、その共通の祖神として国常立尊を祀り環頭大刀を神体としたものとしている。
他に、四国国造・小知命かその氏族が祖神を祀ったものとする説もある。
貞観12年(870年)に神階が従五位下から従五位上に昇った記録があるが、『延喜式神名帳』には記載されておらず国史見在社にあたる。

中世には土佐国の二宮とされた(ただし朝倉神社とする説もある)。現在の社殿は宝永2年(1705年)に建造されたものである。

金銅装環頭大刀拵・大刀身(こんどうそうかんとうたちごしらえ・たちみ)は、飛鳥時代(7世紀前半)にさかのぼる直刀(反りのない片刃の刀)とその外装。
柄(つか)と鞘は金銅(銅に鍍金)の板で包み、柄の先端部に環頭と称される金銅製透かし彫り金具を付ける。
この種の上古刀の現存品はほとんどが古墳等からの出土品であるが、本品は伝世品である点で貴重であり、日本刀剣史上重要な作品である。

なお、平安時代以降に製作された、反りのある日本刀を「太刀」と称するのに対し、それ以前の直刀は「大刀」(読みは「たち」)と表記して区別することが慣例となっている。

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