宝厳寺(びわ町)

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宝厳寺(ほうごんじ)は、滋賀県長浜市の竹生島(ちくぶしま)にある真言宗豊山派(ぶざんは)の寺院である。

山号を巌金山(がんこんさん)と称する。
本尊は弁才天(観音堂本尊は千手観音)、開基(創立者)は行基とされる。

西国三十三箇所観音霊場の第30番札所である。観音霊場であるとともに、弁才天信仰の聖地でもあり、日本三大弁才天の1つにも数えられている(他の2つは厳島神社と江島神社とされている)。

島には宝厳寺と都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)の他にはみやげ物店が数軒あるだけで、文字通り信仰の島である。

現在は宝厳寺と都久夫須麻神社という「寺」と「神社」に分かれているが、このように区別されるようになったのは、明治時代初期の神仏分離令以降のことであり、竹生島では平安時代から近世まで神仏習合の信仰が行われていた。

延喜式神名帳には、近江国浅井郡の社として都久夫須麻神社の名があり、祭神は浅井姫命(あざいひめのみこと)とされていた。
浅井姫命は、浅井氏の氏神とも言われ、湖水を支配する神とも言われるが、平安時代末期頃から、この神は仏教の弁才天(元来はインド起源の河神)と同一視されるようになったようである。

近世には宝厳寺は観音と弁才天の霊場として栄える一方で、都久夫須麻神社は宝厳寺と一体化し、寺と神社の区別はなくなっていた。

弁天のご神徳により、芸事の上達、中でも音楽芸能関係にご利益があると信仰されている。

「重文」五重石塔があり、地・水・火・風・空の五大をかたどったとされる。高さ247cmの五層の仏塔である。鎌倉時代の石塔で、全国でも珍しい。

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