大歩危

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大歩危(おおぼけ)は、吉野川中流域に位置する渓谷(先行谷)。

吉野川西岸の徳島県三好市山城町西宇地区の歩危茶屋付近から高知県長岡郡大豊町大久保地区の一部までと、その対岸となる徳島県三好市西祖谷山村の一部を指す総称でもある。
峡谷そのものを指す場合は大歩危峡(おおぼけきょう)と呼ばれることが多い。

夏季には多くのラフティング・カヤック愛好者を集めるほか、百年以上の歴史がある大歩危峡遊覧船で知られている。数km下流の小歩危(こぼけ)と共に、大歩危・小歩危(おおぼけ・こぼけ)として一括りにされることが多い。剣山国定公園に含まれている。

大歩危駅から下流側1キロメートルの国道32号線沿いに「ラピス大歩危」という、岩石・鉱物を展示した博物館がある。

この地域の地質は三波川帯に属し、変成岩類で構成されている。大歩危は砂質片岩および黒色(泥質)片岩を主体として構成され、吉野川沿いは砂質片岩が多く露出する。

変成岩中に礫(れき)の原型を留めた礫質(れきしつ)片岩が含まれているものもある。
大歩危の礫質片岩は含礫片岩として徳島県天然記念物に指定されている。

「大歩危・小歩危」の名称の由来については、断崖を意味する古語「ほき、ほけ」から付けられたという説と、「大股で歩くと危ない」という意味で「大歩危」、「小股で歩いても危ない」という意味で「小歩危」という説がある。

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