剱岳

himeji

剱岳(つるぎだけ)は飛騨山脈(北アルプス)北部の立山連峰にある標高2,999 mの山。富山県の上市町と立山町にまたがる。

中部山岳国立公園内にあり、1934年(昭和9年)12月4日に指定を受けた。
山域はその特別保護地区になっている。日本百名山および新日本百名山に選定されている。

立山とならび、日本では数少ない、現存する氷河を有する山である。

日本国内で「一般登山者が登る山のうちでは危険度の最も高い山」とされる。これは、その一般ルートが、一服剱 – 前剱 – 本峰の間で、岩稜伝いの鎖場やハシゴのルートになることによる。

難所としてカニのヨコバイ・カニのタテバイと呼ばれる鎖場があるが、実際には、より容易な稜線で滑落事故などが発生している。
また、クライマーと呼ばれる一流登山家も、その岩場や雪山で、多くの命を落としている。

最終氷期に発達した氷河に削り取られた氷食尖峰で、その峻険な山容は訪れる者を圧倒し、登山家からは「岩の殿堂」とも「岩と雪の殿堂」とも呼ばれている。
北から東の方角には、大窓をはじめとする「窓」と呼ばれる懸垂氷食谷があり、うち、「三ノ窓」と「小窓」の両谷には、日本では数少ない氷河が現存する。

南東の方角には日本三大雪渓の1つ、剱沢雪渓がある。飛騨系の閃緑岩と斑れい岩の硬い岩から構成され、それを輝緑岩が貫いている。山の上部は森林限界のハイマツ帯で、ライチョウの生息地であり、アオノツガザクラやハクサンイチゲなどの高山植物が自生している。

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