仙酔島(五色岩)

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仙酔島(せんすいじま)は、広島県福山市の鞆の浦に浮かぶ島で、鞆の浦のシンボル的な島である。約9000万年前の大規模な火山活動により主に溶結凝灰岩で形成されたもので地質的に非常に希少なものとなっている。

対岸の福禅寺対潮楼は、江戸時代を通じて朝鮮通信使のための迎賓館として使用された。1711年に対潮楼を訪れた従事官の李邦彦は、客殿から見た仙酔島や弁天島の景色にいたく感動し、「日東第一形勝(朝鮮より東で一番美しい景勝地の意)」と賞賛した。元々、仙酔島という名前も”仙人も酔ってしまうほど美しい島”という意味である。

またこの島には、日本で唯一ここにしかない五色岩がある。明治天皇、大正天皇、昭和天皇、今上天皇、徳仁親王など、明治時代以後の天皇・皇后・皇族らが好んで何度も訪問している。

925年大正14年に名勝鞆公園になり、1934年昭和9年に日本で最初の国立公園に指定された。記念切手のモデルにも成っている島だ。

古来から日本人の心の故郷として親しまれてきたこの仙酔島には、一億数千年前の太古の自然がまるで自然解凍したようにそのままの姿で鮮明に残っている。

美しい海と島。その名の通り仙人が酔うほどに美しい島だ。

1887年(明治20年)の火災で大部分の堂宇を焼失し、現在ある堂宇はその後整備されたものである。

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