イースター島

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世界で最も有名なのに、最も訪れる人の少ない考古学遺跡があるイースター島は、面積約160平方キロメートル、チリ本土の海岸からおよそ3700キロメートル沖に浮かぶ島です。
イースター島の地図上での最も古い呼び名は「テ・ピト・オ・テ・ヘヌア」で”世界のへそ”という意味でした。
また1860年代には、タヒチの水夫たちから”偉大なるラパ”を意味する「ラパヌイ」とも呼ばれていました。
最もよく知られた名「イースター島」は、ヨーロッパ人として最初にこの島を訪れたオランダ人船長のヤーコプ・ロッヘフェーン(1721年にオランダ西インド会社の命令で出航し、太平洋を横断した)が、発見日が1722年のイースター・サンデーであったことにちなんで付けた名前であるといわれています。
イースター島で最も有名なのは、モアイと呼ばれる巨大な石像で、かつては少なくとも288体がアフと呼ばれる石の台の上に立っていたとされています。
平均すると高さ4.6メートル、重さ14トンのモアイ像のほとんどすべてが、島内のラノ・ララク火山の石を切り出して作られたものです。モアイ像やアフは、500年頃にはすでに使われていたようだが、大半の像が作られたのは1000~1650年の間であるといわれます。
イースター島の原住民はポリネシア人の系統に属していると考えられています。モアイ像を彫って立てるという発想は、ポリネシアのほかの地域でも見られる同様の習慣をもとにして生まれたのではないかという推測が学者達の間でされています。
像の崇拝は男性的イデオロギー、つまり人に似せた象徴物は血統を重要視した支配体制を反映しているとする考え方に根ざしていたことを示唆しているのです。
しかし、モアイ像は単なる象徴物ではなく、像は聖なる霊魂が宿る場所でもありました。古代ポリネシアの宗教では、儀式的な手順に従って作られた石や木の彫刻には、マナと呼ばれる不思議な霊によって力が込められると信じていました。
イースター島のアフは、ラパヌイの人々にとっての聖所であり、そこに立つモアイ像は、儀式によって力を吹き込まれた神聖な像だったのです。

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